2020/08/27

2020/7/24-8.27

 仕事忙しすぎて全然映画見てない。最後更新してから面白かったやつ

『ブンミおじさんの森』(2010)/『下女』(1960)/『ア ゴースト・ストーリー』(2017)/『人生の幻影』(1984)/『ディック・ロングはなぜ死んだのか』 (2019)/『リンガー!替え玉★選手権』(2005)/『Death Bed : The Bed That Eats』(1977)/『波長』(1967)/『Little Stabs at Happiness』(1960)/『怯える』(1998)/『ブックスマート』(2020)/『ホームボディーズ/老人殺人倶楽部』(1974)
あとは闇動画シリーズを15本くらい見てた。闇動画見すぎて映画が長く感じて仕方がない。アイダ・ルピノの『ヒッチハイカー』はヒッチコックなんであんな長いの作ってんの!ガハハ!ってなった。まあどっちも面白いんだけど。
あと『老人殺人倶楽部』もすごい良かったのでともだち見て〜老人たちによっておっさんがセメントに流される。高齢社会のキラキラ未来にかんぱーい!

何も考えたくないし眠いしで最近はアニメ『あそびあそばせ』にハマってる…疲れてる時には結局こういうのがいちばんいい。背伸びしなーい

あとはビックリマンチョコがエヴァとコラボしてるから一生懸命買ってる。1個がデカすぎて食べるのが辛い。シールだけ欲しいけどそれじゃ盛り上がらない…欲しいものを手に入れるためには努力が必要なのか…人生みたいだ…

長らく楽しみにしていた大好きダニエル・シャイナートの新作『ディック・ロング〜』も最高だった。題名言うのが恥ずかしい…いろんな人に布教しているシャイナートの短編も最高です。1分だし。水が出てくるだけで『スイス・アーミーマン』を思い出して笑顔になっちゃう。


ムカつくことばっかりだし毎日労働maxで何も考えられない!何者にもなれないまま死ぬ!書くことがない!でもさ〜〜誰かジンつくろ、私はこんな卑屈なことばかり考えてるのに自分が作るものがいちばんいいって思ってる。きらいきらい!そんな感じでーす。

2020/08/05

2020年7月に観た映画。


こんちはー。先月は21本ですね。少な。

『菊池エリ 巨乳』★ ラピュタ阿佐ヶ谷
『ヘンリー』
『血染の代紋』
『日本暗殺秘録』
『ドカベン』★
『痴漢電車 いやらしい行為 (誕生日)』(再鑑賞) ラピュタ阿佐ヶ谷
『どたんば』★
『決闘高田の馬場』
『天使の恍惚』
『破れ太鼓』
『ドリンキング・バディーズ』
『野良犬』(森崎東)★
『女咲かせます』★
『でっかいでっかい野郎』
『"隠れビッチ"やってました。』
『フィーメル・トラブル』★★
『ダック・シーズン』
『デスペレート・リビング』★★★
『ライク・サムワン・イン・ラブ』★
『制服肉奴隷』★★
『ヴァージンなんて怖くない』

ラピュタ阿佐ヶ谷でピンク映画の特集をやってるんで、ひっさびさに映画館行きました。『菊池エリ 巨乳』と、自宅で観て大好きだった『痴漢電車 いやらしい行為』で2度。それ以降また映画館からは足が遠のいちゃってます。コロナウイルスの不安もあるけど、東京の田舎に引っ越したのと、無職の状態が続いているのも要因です。そして都心や社会活動から隔たるのと比例するように「映画館で映画観なきゃ!」という強迫観念が薄れてきている。アテネ・フランセでシネフィルどもと一緒に階段に並ぶ気力とかたぶん今はない。年間500本近く映画館で観ていた頃には戻れない。オレ、降りるわ!という気持ち。言い訳がましいこと言ってないで、まず仕事見つけろって話ですが、だって社会から相手にしてもらえないんだもん!!なんで!?僕が世の中舐めてるから!?舐めてるけど!!舐めてるけど雇って!!人当たりはよくできるから!!たぶん!!話を戻すと、とはいえ映画館はやっぱりよかったですね。最近部屋のPCで映画観てて思うのは、僕の眼が疲れてるからかもしれないけど、なんか上手く画面に焦点合わないときがあるんだよな。一点に集中しないといけないかんじがする。それに比べたら、ミニシアターだとしてもスクリーンとはある程度距離があるし画面は大きいし、視線のやり場に余裕がありますよ。別にただ全体をぼんやり眺むのもいいし。画面を見つめるという所作においては小さい液晶で観るより自由度が高いと思う。『100人の子供たちが列車を待っている』って素晴らしい映画があって、その中で一度も映画館に行ったことのない子供が、映画とテレビの違いを尋ねられたときに「テレビの画面は小さくてよく見えないところ」って答えるんですけど、ホントそれ!(『100人の子供たちが列車を待っている』のパンフレットには巻末にシナリオというか、ドキュメンタリーなんで状況や発言の書き起こしが載っていてすごくイイ)大きいってのはいいことですなー、と久しぶりに映画館で映画を観て思ったのだった。今何かいい映画かかってる?神保町までヴァルダ観に行きたいけど遠いなー。マジで最近は人から来いって言われないと遠出できない!でも今月末に国立映画アーカイブの松竹特集でかかる森崎東の『女生きてます 盛り場渡り鳥』はチケット買ってある!ずっと観たかったんだー。森崎東死んじゃったし。追悼追悼。

話変わって、先月Standing On The Cornerのことだらだら書いた中でほんの少し触れて、載せた上半期ベストにも彼の作品を入れてたんですが、ラッパーのMedhaneに対する性加害の告発が先月末にありまして、本人はレイプについては100%否定しつつも、行為のあとに相手の女性から不快だったと告げられたことや女性蔑視のホモソーシャル的言動をしてきたことは認めて謝罪している状況です。こういうときってどう反応すればいいんですかね。「レイピストの曲は一生聴かない!」と言ってPCからデータを消すとかApple MusicやSpotifyでブロックするとかそういう態度をとる人もいるけど、現時点で僕はできないんだよなーそれ。容疑が持ち上がった時点で「はい一発アウト!」って風潮どうなのかなーって思うんだよなー。今の状況だけを判断材料にして彼のミュージシャンとしてのキャリアが潰えてしまうなら、それはとても残念に思います。こういう言い方が彼によって傷ついた方を貶めている可能性があるとわかってはいても、今の時点では断罪して即Deleteしようとは思わないんだよなー。というか日頃から悪人の作った音楽も聴くしなー。#metooの話と所謂キャンセル・カルチャー的な事象の話がごっちゃになってますが、政治的正しさと自分が好きなものとの折り合いが上手くつかないとモヤモヤしてしまう。音楽に限らず、ポランスキーとかウディ・アレンとかベルトルッチとか映画界でもそんな話は度々取り沙汰されてて、どうすればいいんだろうっていつも考えてしまう。間違えたくないから普段はこういうセンシティブなことについてはなるべく黙ってるんだけど、先月Medhane良いよって言っちゃったので。まあ数十人しか読んでないんでどっちでもよかったのかもしれない。間違ってたら「それは間違ってるよ よくないよ」って教えてほしいけど、それは甘えなのだろうか~。一度間違えたらそれでシャットアウトされておかしくはないし、間違ってたらどうしよう軽蔑されたらどうしようっていつも不安~。自分がしてきた/この先する振る舞いに胸張れないから人のこと強く咎められない~(腹は立つけど)。だからオレはずっとロムってたい!!そうして無口になっていく。
ほいじゃ~。