2022/01/01

2021.12.29-2022.1.1

 みた映画

『プライベート・ライフ』(2018)
『日本の若者はいま』(1979)
『佐賀県』(1961)
『サボテン・ブラザーズ』(1986)
『サイダーのように言葉が湧き上がる』(2020)
『ビーチ・バム まじめに不真面目』(2019)

1/1
さらっと年は明けて『サイダーのように言葉は湧き上がる』を観ていたら途中で寝ていた。起きて続きを観て、そのまま結局劇場で観ることが出来なかった『ビーチ・バム』を。今年は減酒だな〜とか昨日まで思ってたくせにいまは缶ビール片手にこれを書いてる。『サイダー〜』は俳句、『ビーチ〜』は詩を綴る。言葉は難しくてそれでも言葉を仕事にしたいなとかでもしをって言葉のセンスないんだよなーーーとか。ともかく、楽しければいいのかもしれないしもっと素直に生活したい。仕事も次盛大に辞めたいと思ったら辞めちゃお〜精神がドMだからどこまでも頑張れるんだけど別にそれが自分のしたいことかと言われたらそんなことは全然なくて、いまは楽しいから続けるけど。

12/31
9時半に起きて急いで着替えて母の元へ。約2ヶ月間長かった。家に帰って昨日撮った写真を現像に出す。ひとにあうのも微妙でよく行く喫茶店も休みだしなんだかぷらぷら時間を潰す。木皿泉『昨夜のカレー、明日のパン』を読み終えてすっきりしたところで写真を引き取りに行く。ここ最近で木皿泉を二冊読んだけどどちらもとても好きだった。年々家族が大事になってきて、彼氏とかできたりすると嫌味を言われる。依存でもなんでもだれかを大事にした者勝ちなんじゃないか。生まれて持つはじめてのそしてほとんどの場合は死ぬまで負う小さな共同体なんだから。自分の家族は歪で最低で他人の家族が羨ましかったりしたことは何度でもいまだってあるけどそんなこと言ってても仕方ないし、家族というよりは個人単位でそれぞれが好きだし、私はもっと私なりの大切にする方法があるはずだと。
『昨晩のカレー〜』の解説で重松清が木皿泉のドラマ全般(小説も)に通ずるのは「発見と解放の物語なのではないか(それは解決ではない)。」みたいなこと書いてて本当にそうなんだよなと思った。ここ数年小さいことも大きいことも目標を全部立ててそれを達成することに固執してきたし実際にそれをどんどん達成することに生きがいを感じてた(むしろ大きくで小さくても絶対叶えられるから飽きる)、けど今年になって生活がめちゃくちゃになってもう目標とかいちいち立ててる場合じゃなくなって、そんなときにああ自分はこういうことに固執してたんだなとかもうこういう感じでいいのかもなっていう発見、それは一種の、自分を解放してあげるような感覚がたくさんあった。夏の私はずっと鬼瓦みたいな顔をしていたらしい。秋になって限界がきて仕事を休んでひとつずつお別れをしてなんだか本当にこころが健康になったと思う。まだなんかモヤモヤすることはあるけど。あれだけ自分のことを好きだと言ってた人が数週間後には仲のいいともだちに言い寄ってたりとかね、別にいいですけど!ひとの気持ちってそんな簡単なものなのかよと思ったり別にすごい別れたい訳じゃなかったけど小さな違和感が積もると人間はこうやって相手と目を合わせることさえもこわくなるんだなと思ったりした。この決断のせいで私は映画の仕事を失ったので誰か何か頼んでください。書きます。。

12/30
姉の機嫌に左右される。不快な気持ちのままとりあえずインフルの予防接種を受けに行く。精神が微妙だといろんな嫌なことを思い出す、そういえば私の描いた絵とかも返して欲しいし、カバンも置きっぱなしだとか。なんでこんな低姿勢にお願いしなきゃいけないのか、そもそもだけど、だからひとにものを貸したりひとの家にものを置いていったりするのが嫌いなのだと再確認。あげていいもの、失っていいものだけ渡すようにしたい。し、そう努めているのに私は断る力がなさすぎる。
もけもけと家事を済ませておともだちのお家にお招きしてもらい鍋。たのしかった〜夏に燻製した時も楽しかったけど年の瀬にこうして好きなひとたちゆっくりできたのがとってもうれしかった。同年代はもう結婚だとか仕事だとかの話しかしなくなっちゃった。そうじゃなくて話したいことたくさんあるのにな。その後電車で戻って彼のよく行くお店に顔出して、ともだちに会いに行く。カメラのフィルムを使い切りたくて狭い店でわあわあ写真を撮りあった。家族のバイブスが微妙すぎてともだちや彼にぐにゃぐにゃ話してしまうけど、ほんとうに救われてるしこのひとたちがいるから今年なんとかやっていけたなってしみじみしちゃった。なるべく自分が素直で自分が好きな自分で居られるひとたちといたい。半分寝ながら『日本の若者はいま』を観る。

12/29
昼前に会社に行く、さくさくやること終わらせて美容院に行ってパーマをかける。めちゃくちゃ時間かかって頭が狂うかと思った(重くて)。『スウィート・シング』を観てからずっとパーマをかけたくて、今年中に行けて良かったし超満足。久しぶりに会ったともだちにフライヤーをもらって、一服して別れる。ノーバディーの年間ベストを書き終えてすっきり。